ゴルフのニュースと紹介

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踊る大入籍戦だ！　女子プロゴルフツアーのフジサンケイレディスは２５日から３日間、静岡・伊東市の川奈ホテルＧＣ富士Ｃ（パー７２、６３６７ヤード）で行われる。２２日に結婚したばかりの横峯さくら（２８）＝エプソン＝は、プロアマ戦で最終調整し、主催者で同組で回ったフジテレビの亀山千広社長（５７）から「ウエディング優勝」をお願いされ、達成のあかつきには“さくら結婚特番”放送の可能性も浮上した。

　午前８時過ぎ。プロアマ戦スタートの２番パー４。横峯は、メンタルトレーナーで夫の森川陽太郎さん（３３）と並んで談笑しながらティーグラウンドへ。ドライバーでのミセス第１打は、左からフェードをかけてフェアウエーのど真ん中へ。海沿いの美しいコースで幸先のいい第一歩に、さくらの笑顔は満開となった。

　続く３番で“事件”は起きた。第２打地点へ歩きながら亀山社長が「フジサンケイと縁があるんですってね。ぜひウエディング優勝して、川奈ホテルで挙式してよ」とお願い。横峯は「そうですね」と満面の笑みで返した。亀山社長は「（大会中継の）視聴率も上がるのでぜひ勝ってほしい。優勝したら結婚特番？　日曜日にご相談します」と前向きな姿勢を示した。
ロケットボールズアイアン  

２３位スタートの服部真夕（２６）＝ＬＩＸＩＬ＝が６バーディー、ボギーなしで、コース記録に並ぶ６６で回り、通算５アンダーの４位に食い込んだ。２打差の２位で出たリ・エスド（２７）＝韓国＝が大会記録の通算９アンダーをマーク、最終１８番のバーディーで逆転し、日本ツアー参戦８年目で初優勝を飾った。

　今季６戦目の最終日、服部が覚醒した。「今週は違う自分になれ！！わかった？」。師匠の岡本綾子（６３）に言われたのは大会前の火曜。弟子たちが岡本の誕生日（４月２日）を１週間遅れで祝った席でのことだった。

　「開幕から先週までの５試合、やっと予選を通るだけのふがいないプレーだった。でも自分の中には手応えはあった」。師匠の“喝”に６６で応えた。

　２番パー５で１つ目を決め、７、９、１０番でバーディーを追加。昨年大会で首位に並びながら、連続ボギーでスコアを落とした１６、１７番でのリベンジにも成功した。

　「今年初の６０台が最終日に出せて、しかもノーボギーでコースレコード。いや、ホント、うれしい。ここからまたスタートかなという感じです！！」と声が弾んだ。
ティショットは完璧も2打目以降で精細を欠く